巨人の骨
ストーントップから徒歩で約2日のところに、平原(the Flats)平原からそびえる孤丘がある。丘の片側には、巨大な化石の骨格が見えている。
街道(the Highway)造り手の街道が丘の東を通り、その麓には街道の休み場がある。
丘は草原から90メートル以上そびえている。
北側の風下の面は急峻で岩だらけの、崖のような斜面だ。それ以外の面は険しいがなんとか登れる斜面で、まばらな節くれだった樫と低い灌木に覆われている。
頂は平らで木はまばら、160キロメートル近く四方で最も高い地点だ。ストーントップや丘の民(Hillfolk)丘の民が互いに合図を送る必要があるとき、彼らは巨人の骨(Titan Bones)の頂で大きな篝火を焚く。
印象
- 地平線上の丘。すぐ目の前に来るまで、ちっとも近づいてこないように思える
- あの骨。あるべき大きさよりも大きく、見たことのあるどんな獣よりも大きい
- 自分がちっぽけで、取るに足らないという感覚
- 南風:絶え間なく、吹きつける
- 近づいてくる騎手たち。待つ間の期待
ヒント:頂では、風に負けじと叫ぶように、短く大きな声の台詞でNPCを演じよう。プレイヤーが同じようにしなければ「何だって?」と聞き返そう。下の休み場では、NPCが丘に気を取られているかのように、何度も上や遠くに目をやろう。
問い
- あなたたちのうち、以前ここ(そこ)へ行ったことがあるのは誰? なぜ?
- 骨は切り立った岩壁からのぞいている? 南の斜面から突き出している? 頂に横たわっている? それとも?
- 言い伝えによれば、それは何の骨? どうしてここに来た?
- 骨にはどんな迷信がつきまとっている? 人々はその前でどんなささやかな儀式を行う?
- 丘の上やそのまわりで、ほかにどんな奇妙なものを見つけた?
会合の場
休み場から小道が延び、険しい斜面をつづら折りに登っていく。
ほどほどの足取りなら頂まで半時間かかるが、健脚の者ならほんの数分でまっすぐ駆け上がれる(怪我や事故の危険はかなり大きいが)。
PCたちが丘の民を会合に呼び出したいときは、以下をしなければならない:
丘の民が来るまでにどれくらいかかるか、待つ間に何が起きるか、そして現れた丘の民の態度を、選ぶか振る。合図に応えるのはたいてい騎手丘の民の小さな一団で、霊と語る者丘の民が一緒のこともある。
| 1 | 6〜7日、あるいはもっと |
|---|---|
| 2-3 | 4〜5日 |
| 4-5 | 2〜3日 |
| 6 | どういうわけか1日以内 |
| 1-2 | 危険(次ページ)が現れる! |
|---|---|
| 3 | 街道を旅人造り手の街道が近づいてくる |
| 4 | 皆がそわそわ/退屈/苛々する |
| 5 | 誰かが何かを発見する:奇妙なもの、場違いなもの、最近掘り出されたものなど |
| 6 | 楽しく時が過ぎる(どんなふうに?) |
| 1 | 何かに怒っている。あからさまに敵対的かもしれないし、それを隠そうとしているかもしれない |
|---|---|
| 2 | 威張り散らし、誇り高く、見せつけて主張を通したがっている |
| 3 | 機嫌が悪く、困っているのかもしれず、助けを求めているのかもしれない |
| 4-5 | 控えめでよそよそしく、何の用なのか、時間の無駄ではないかと訝っている |
| 6 | 好奇心旺盛で、交易や情報交換に乗り気 |
丘の民が自ら合図の火を焚いた場合、ストーントップの人々はおそらくまず煙の柱に気づき、日が沈むと火が見える。それが夜通し朝まで燃え続けていれば、丘の民が会いたがっているということだ。
会合は丘の麓の休み場で、敷石の暴力を防ぐ護り造り手の街道のもとで行われる。それ以外は罠だと丘の民は考える。
- こうした会合はどれくらいの頻度で行われる?
- 最後に会合が呼びかけられたのはいつ? 誰が? 何についての会合だった?
- あなたたちはふだん、丘の民のどの一団と会う?
- あなたたちと丘の民は、昔からどんなふうに挨拶を交わす? ほかにどんな習わしを守っている?
- 人々がふだん合図の火を焚くのは正確にはどこ? そこの何が特別?
- 丘の頂には、ほかに何がある?
巨人の骨
丘の化石の骨は明らかに太古のもので、どんなものにも許されないほど巨大だ。だが何の骨なのか? それはあなたとあなたのグループが決めることだが、あるいはそれは…
- トル雨をもたらすトルが討ち取った三大獣のひとつの骨。
- 最初の創造者(First Creators)原初の力の一柱の骨。下なるもの(the Things Below)下なるものが幽閉されるときに殺された。
- 緑の君(Green Lords)緑の君が生み出した何らかの凶悪な獣の骨。
- 強大な石の君の構造体石の君で、そもそも生き物ではない。
- 下なるものの巨大な発露下なるもので、世界を終わらせかねない恐怖だったが、嵐捕り(Stormcatcher)廃塔の魔法でガラスと化した。
- 以上のいくつかの組み合わせ。あるいは
- まったく別の何か。
過去の遺構
今日、巨人の骨は目印と会合の場にすぎないが、かつては何だったのか? それはあなたが決めることだが、あるいはかつてここは…
- 造り手(the Makers)造り手の聖地で、巡礼の地だった。
- 石の君(Stone Lords)石の君の砦か交易所だった。
- 嵐の君(Tempest Lords)嵐の君の空の島のひとつで、墜落したか着地したかして(一時的に?)飛べなくなった。
- 嵐捕り廃塔の領域の一部だった:物見台、研究所、動力所など。
- 塚の築き手(Barrow Builders)塚の築き手の時代の砦で、ここで戦われた戦いのせいでおそらく取り憑かれている死と不死なるもの。
- 堕落した遺跡下なるもので、大いなる邪悪の地だったが、今ではほぼ清められたか、少なくとも封じ込められている。
- 以上のいくつかの組み合わせ。あるいは
- まったく別の何か。
何に決めたにせよ、それが巨人の骨についての決定(前の列を参照)とどう関わるかを考えよう。たとえば、それが大いなる獣の骨で、丘がかつて空の島だったなら、獣と空の島は互いを墜としたのだろうか?
獣(あるいはその骨)が空の島の動力だったのか? それとも?
危険
- 天候の急な悪化
- 丘にいる者に呼びかけるノスガラウ(nosgalau)造り手の街道
- ここや近くの戦場で死んだ者たちの亡霊死と不死なるもの
- はぐれた燃えさしから起きた草原火災平原
- 丘に野営している、あるいは合図の火に引き寄せられた山賊南マンマーチ
- 丘で狩りをしている、あるいはねぐらにしている大きく危険な何か。ベズンポル(beznpol)平原、フリサンク(frythanc)平原、クレズティグル(kleztigr)段丘地帯など
- 丘の斜面にはびこるフロムレン(hlomren)平原の巣
- 野の精霊:ブレナウエド野の精霊、アンダライ(andalau)野の精霊の群れ、ファディン(fadyn)野の精霊
- 土地の青カササギ(blue magpies)廃塔。実に嫌なやつら
- 落石や土石流段丘地帯
- 巨人の骨や過去の遺構の真の姿から着想を得た、あるいはそこから示唆される何か