世界の果てへようこそ

本書はストーントップ(Stonetop)の設定ガイドである。存在しなかった鉄器時代を舞台とする、炉辺のファンタジー・ロールプレイングゲームだ。本書はPCたちの故郷――ストーントップ村――と、ストーントップが位置する地域、世界の果て(the World's End)について記述している。この地域を形作り、あるいは左右する場所、人々、力を集めた地誌である。

これは第2巻である。ゲームのルールや、遊び方・運営の仕方の手引きについては、

第1巻:ストーントップを参照。

本書の使い方

あなたがGMなら、あるいはストーントップのゲームを運営しようと考えているなら、本書はあなたのためのものだ。

最初のセッションの前に、本書をざっと眺めて設定に親しみ、プレイへの期待を高めよう。まずは地図Maps · Mapsから始めて、土地の感覚をつかむとよい。

ストーントップ村の項ストーントップ村に目を通そう。興味を引く話題が出てきたら、その項に飛んでそちらも読むとよい。

各項目は相互に参照し合っている。本書を紙の本で読んでいるなら、しおりを1、2本使って元の場所を見失わないようにしよう。PDFで読んでいるなら、ページ参照はすべてハイパーリンクになっており、「戻る」ボタン(たいていのPDFリーダーではALT+左矢印)が頼りになる。

セッションの合間には、近いうちに関わってきそうな項目を見直そう。そこにある詳細や素材を準備に役立てるとよい。

プレイ中は、本書を参照して環境を描写し、質問を投げかけ、GMムーブを行う。危険や発見を持ち込んだり、PCたちが探索する遺跡を即興で作ったりするのに使おう。

設定ガイドを使い倒す

本書は素材であって、聖典ではない。設定について多くの真実を断言しているが、あなたとグループがプレイ中に答えるべき多くの問いも投げかけている。本書の記述と矛盾する何らかの真実をあなたたちが確立したなら、グループの真実が優先される。

気に入ったもの、あなたのゲームに合うものを使おう。残りは無視するか変えてしまえばよい。黄金の樫(the Golden Oak、黄金の樫)は、過去と現在と未来が一堂に会する時の外にある聖地のほうがいいと思うなら、ぜひあなたのゲームではそうしよう。

プレイヤーはこれを読むべきか?

プレイヤーが本書を読むことは想定されていない。

ゲームのデジタルファイルに「設定概要」がある(lampblackandbrimstone.comからもダウンロードできる)。プレイヤーはそちらをぜひ読むべきだ。

プレイヤーが読みたいなら、本書を読んでもかまわない。設定をよりよく理解して、自分のプレイを形作ったりGMの問いへの答えに活かしたりしたいプレイヤーもいる。GMがほのめかしている怪物の正体に気づいたときの戦慄や、読んだことのあるアルカナムをGMが登場させたときの畏怖を楽しむプレイヤーもいる。

ただ、どのグループのストーントップもそれぞれ違うということを忘れずに。本書を読んだうえでゲームに参加しているなら、それを鼻にかけないこと。大切なのは、あなたとグループがプレイの中で確立した伝承なのだ。

そしてはっきりさせておこう。キャラクターと同じようにゲームの世界をプレイを通じて発見したいタイプのプレイヤーなら、本書は読まないことだ。

読むことを求められてなど、まったくいないのだから!